私は飽き性である。

その私が何かを始めようものならいつまで続くのか、やはり見ものである。

しかし書きたいことがある。基本、書くことが好きなのだ。

忘れっぽい性分であるが故、書き留めることでこぼれ落ちる記憶をかろうじて掴み取れている気がしている。人生において全ての出来事を鮮明に記憶すること自体、そもそも何かの条理に抗っている気もするが。しかしそれでも貪欲な人間の欲望あるがままに、書き連ねていこうと思う。

自分の趣味は多岐に渡る。そう、上記でも明記した通り、飽きっぽい性分なのだ。

其れ故、何かに「熱し易く冷め易い」という言葉は私のためにあるようなものなのだ。

其れ故、全てにおいて「中途半端」という言葉が私の固有名詞とも言えるであろう。

その私の「中途半端」で「熱し易く冷め易い」行程の中でも「熱し続けている」物事について熱く語っていこう。その中で誰かの心の沸点をも熱することのできる何かを気のままに綴れれば本望だ。

 

Less is more.

the more limited your options, the closer you get to the true nature of what you are creating.

 

200307