「所有する」という概念はなかなか特殊で曲者だと思うのです。 よく小さい時に「まんじゅう怖い」っていう落語ベースの絵本を読んだけど、あんな感じ。怖い怖いと言いながら頬張る、やめられないあの男の絵が自身を映し出しているような気がしてゾッとする。…

私は飽き性である。 その私が何かを始めようものならいつまで続くのか、やはり見ものである。 しかし書きたいことがある。基本、書くことが好きなのだ。 忘れっぽい性分であるが故、書き留めることでこぼれ落ちる記憶をかろうじて掴み取れている気がしている…